about

わたしの作ったシャツを着た方が生き生きと楽しくなり、周りの人々も楽しくする洋服作りをしたいと思っています。

わたしは以前からリメイクで素敵なシャツを作りたいと思っていました。
古着屋さんでシャツの中からステキできれいなものを選び出し、えりを小さく丸く作り変え、そでは細めに作り直してスッキリさせました。
丈は身長150㎝〜160㎝くらいの方までオーバーブラウスとして着られるように丈を短く作り直しました。
そのシャツの上に色々な布をつなぎ、パッチワークをして、スパンコールで飾りました。
手作りなので長く飽きずに着られます。
袖の長さはあまり関係がありません。
長ければめくって折り曲げてラフに着てください。
少し寒い時は、シャツの下に色の合うTシャツを着ます。冬は薄手のウールのTシャツを着ます。ラフな感じでステキです。
また、カーディガンをシャツの上に羽織って胸元のパッチワークを見せて楽しんでください。
気楽なパーティからちょっとしたお出かけまで幅広く着られます。



わたしの洋服作りのことをお話しします。
20代の頃に初めて作り始めました。
当時は、自分で好きな布を買い、仕立屋さんに頼んで作ってもらうというのが普通でしたが、届いた服の出来上がりが少しも気に入らなかったので、自分で手直しをしたいと思い、初めはえりから少しづつでしたが、ついに全体を作り直せるようになり、これを楽しんでいました。まったくの自己流です。
妹が陶芸家なので、わたしの作ったものと物々交換していました。それをあるギャラリーが目を止めてくださって、洋服作りが仕事として出来るようになりました。40才の時です。
それ以来、70才まで日本各地のギャラリーで個展をしてきました。その間「今日縫って明日着る服」(夫人生活者)を出版させていただき、わたしの洋服の作り方を知ってきただきました。また、NHKの「おしゃれ工房」に出演したこともあります。
パリのグループ展では墨で書いた洋服を出して好評でした。
わたしの服を好んで着てくださる方々が、美しい洋服が目立つのではなくて、着ている方が生き生きとして美しく見えて欲しいと心がけて作っています。

嶋田真紀子 ホームページ
http://makikos.webcrow.jp/


*シャツの洗濯の方法*
汚れたところ、えりや袖口はブラシに石鹸を付けてこすります。ネットに入れて洗濯機に入れ普通に洗剤で洗います。洗濯機から出した後、えりや袖を引っ張って形を整えてハンガーに掛けて乾かしてください。アイロンはいりません。
洗濯すると、パッチワークは切りっぱなしなので糸が出ますが、ハサミで切り取ってください。大丈夫です。

嶋田真紀子